音楽の持つ力を福祉という領域の中で役立てたい。この思いのもと、音楽堂では障がいを抱える児童から支援の必要な高齢の方まで、幅広い年代の方に福祉の充実を図るための事業を展開しています。
音楽堂の想い
特定非営利活動法人 音楽堂は、「音楽と福祉の融合」を理念として活動しています。
そこには、障がいを持たれている方や、そのご家族、周りの人々が、音楽を楽しむことを通じて、つながっていくことが出来る社会環境を作るという想いがあります。
音楽堂 理事長の小河理恵子は、音楽教室を営む家庭の三女として誕生。自らもマリンバ奏者として活動し、生活の中にいつも音楽があり続ける中で、「音楽は人々を幸せにできる」と強く確信しました。
そして、平成22年12月、神戸市長田区にて、高齢者福祉事業所として「音楽堂」を設立。現在は、放課後等デイサービス、児童発達支援、グループホーム、ショートステイ、就労継続支援B型事業を展開しています。
各事業のプログラムの中に音楽療法の時間を設け、「音楽による障がい者支援」を実践し続けております。
音楽と福祉の融合
音楽を楽しむことで・・・
- 心身、情緒の発達を促進し、感性を育てることができる。
- 音楽活動の取り組みを通して、集中力が養われる。
- 利用者間、利用者様と職員の間に仲間意識が生まれ、社会性を身に付けることができる。
- 音楽が出来ることで、様々な物事に意欲的に取り組むことが出来、自信へとつながる。
- 言葉のコミュニケーションがうまくいかない人との、意思の疎通ができる。
- 楽器(マリンバ・ジェンベ・ピアノ等)の操作を覚えることができる。
- 楽器演奏、歌唱を通じて、個性を伸ばし、自己表現が出来る人になれる。
- 自由な音の表現の中で、「楽しい」、「もっとやりたい」気持ちが生まれ、積極性が養われる。
- 様々な歌に接することで、季節感や情感を育むことができる。
- 流行の歌を取り入れることで、今の情報に関心を持ち、友人たちと共有することができる。
音楽堂では毎日、音楽の時間を設けています。 ※行事の日などは除く